5500系シマノ105コンポの移植作業、前編からの続きです。
左右ともクランク取り外し後の清掃を終え、ようやくBBを取り外す工具がはめらる状態になりました。
(工具がかみ合う溝が砂でジョリジョリで入らなかった)
ここでアダプター戻し工具(TL-UN74-S)の登場。まずはフレームの左側から。
アダプター戻し工具を入れたらモンキースパナで緩めます。
左側は正ネジなので反時計回りに回します。
上の写真の状態で、スパナをぐいっと下げます。
予想通り硬くて、がっちりしたスタンドも無いので、自転車を床に直に立たせて、壁に寄りかからせながら、
足で思いっきりスパナを踏んだらあっけなく回りました
山をナメらなくて良かった。。。
家には整備用のスタンドも無いので、これを予期してタイヤホイールは付けたままこの作業をしたのでした。
左側が外れました。
このBBは右側は逆ネジ。なので時計回りに回して外します。
ほいっ!BB外れましたー
もっと苦労すると思っていたのですが、意外とあっさりとBBが外れ、マリアローザはこんな姿に・・・
ピストみたい。
ここからはサクサクとトレックに移植!
ハンドルとステムはサイクリーでゲットしました。
FDはヤフオクでゲットしたURTEGRAのFD-6500。
ここだけ(気分的な問題ですが)グレードアップ
こんな具合で・・・
自転車らしい形が見えてきました。
あとはブレーキキャリパーを付けて、ケーブルの配策。
と、思った矢先のこと。
難なく付くと思われたブレーキキャリパーですが、ナットを締めても全然噛まない。
おっかしーなーと思ってよく見てみると、フレームの厚みが違うためにナットがボルトに届いていませんでした。
↓
この図の①のナットの長さが足りなかったのです。
フレームがクロモリだと細い(薄い)のですが、カーボンは厚いんですね。全然頭に無かった・・・
ネットで調べまくると、どうやら長さ違いのナットが通常新品のキャリパーを買うと付属されているらしい。
ネット通販では即納可能なものが見つけられず・・・
こんなときは町田のイトイサイクルさんです。
翌日、必要な長さを計算して、イトイさんに行ってみると、ありました!ありました!!
↓これです。
ほんと、マニアックなものでもあそこに行くと揃う、こんなお店が近くにあると心強い!
問題を克服して、あとはひたすら組みました。
(詳細はいろいろなサイトに掲載されていますので割愛・・・)
で、完成した姿がこれでーす!
我ながらかっちょえぇー
フレームはカーボン色になりましたが、チェレステから抜けきれず、
トレックのジャージの色を思い出してアウターケーブルはこの色にしました。なかなかいいです。
今回、ジャグワイヤーのセットを初めて買いましたが、非常に良いです!
何が良いかと言うと、ワイヤー同士を固定する樹脂のパーツやら、エンド部の部品やら、必要なものが
一通り入ってます。
しかもインナーワイヤーはグリスアップ不要!(でも自分は不安でグリス塗っちゃいました笑)
以前使ったシマノのセットより親切と思います。
これはおすすめです。
この後、シフトワイヤーの調整、さらにブレーキシューの面だしにやたらと時間がかかりましたが、
苦労した甲斐あって、全段でビシっとギヤが入るようになりました
冬の時期に部屋でぬくぬくと作業するのも良いですね。納得いくまで調整できます。
組みあがって、家の周りだけ走りましたが、やはりセッティングは完璧!
しかもポジションも問題なさそうです。
漕ぎ出した瞬間からグイっと前に出るこの感じ!!なんなんでしょ??
詳細はインプレはまた今度ということで。
写真だけ撮って、そそくさと退散。
写真を見た友人のRAISからは、サドルバッグに紫が残ってるよとご指摘をいただきましたが、
これはこれで、いいんです!(笑)
うーん素敵
チェレ男2014年モデル(フレームは2006年モデルですが)、ようやく形になりました
今年からはこいつ一本で走りこんで行きたいと思います!!